Lumoria はデータをどのように守っていますか?
Lumoria で作ったものはすべて、どこかに送られる前に iPhone の中で暗号化されます。暗号化とは、内容を読めない形に変えることです。サーバーに届くのは意味をなさない文字列だけです。元に戻すための鍵は iPhone の中で作られて手元に残るので、Lumoria のスタッフは誰も、チケットやアルバム、メモ、気分を読むことができません。
鍵の保管場所
初めて何かを保存したときに、端末がアカウント用の鍵を1つ作り、iOS に組み込まれたパスワードの保管場所である iCloud キーチェーンに保存します。鍵はほかの Apple デバイスにも同期されるので、そちらでもアルバムを開けます。Lumoria に届くことはありません。方式は AES-256 と呼ばれるものです。大切なのは名前よりも鍵の置き場所で、それは手元にあります。
これは、Lumoria にできることの限界でもあります。鍵を持っていないので、内容を開くことはできず、復元することもできません。Lumoria で使っている Apple アカウントでは、iCloud キーチェーンをオンにしたままにしてください。
暗号化されるもの
- チケットの詳細:ルート、会場、座席、時刻、写真付きのチケットの写真。
- アルバムの名前、絵文字、色、期間、カバー。
- メモ、気分、ボイスメモの文字起こし、保存した天気、ピン留めした駅。
- ピン留めした音楽:曲名、アーティスト、リンクとして保存。再生履歴は保存しません。
- プロフィール写真。保管しているのは暗号化したコピーで、画像そのものではありません。
端末から出ないもの
- 自分だけのアルバムの写真と動画。Lumoria は写真ライブラリの項目への参照を保存し、毎回元のファイルを読み込みます。普段の使い方への影響は「アルバムに写真や動画を追加するには?」で説明しています。
- ボイスメモの録音。音声ファイルは録音した端末に残り、同期されるのは暗号化された文字起こしだけです。
- 文字起こしの処理そのもの。話した内容は iPhone が Apple の内蔵音声モデルで書き起こすので、音声が読み取りのためにどこかへ送られることはありません。
- 位置情報。Lumoria が GPS へのアクセスを求めることはありません。存在する座標はチケットに入力した場所だけで、ほかの内容と一緒に暗号化されます。
共有アルバムで変わること
共有アルバムでは、端末から出ていくものがひとつあります。共有アルバムに追加した写真、動画、録音はアップロードされます。ほかのメンバーが見たり聞いたりできるようにするためです。アップロードの前に、そのアルバムのメンバーだけが持つ鍵で暗号化され、その前にアプリから「写真と動画が初めてこの端末から送信されます。」とお知らせします。この切り替えは「既存のアルバムを共同編集にできますか?」で、誰に何が見えるかは「友だちには自分の何が見えますか?」で説明しています。
Lumoria から見えるもの
暗号化で隠れるのは作ったものの中身で、作ったという事実ではありません。サインインに使うのでメールアドレスは見えますし、表示名と @ユーザー名も見えます。ほかに、作成日時と変更日時、チケットがどのデザインを使っているか、どのアルバムにどのチケットが入っているか、誰と友だちかも見えます。通知一覧の通知は、名前も含めて通常のテキストとして保存されています。
また Lumoria は、どの画面が開かれ、どの操作が行われたかといったアプリの使われ方を、匿名の ID で計測しています。内容は含まれず、IP アドレスも記録しません。サービスごとの詳しい説明は「設定」→「プライバシーポリシー」にあります。
ウェブサイトで作ったチケット
こちらはしくみが異なるので、知っておくと安心です。getlumoria.app で作ったチケットも暗号化されますが、鍵は端末ではなく、サイトに表示される8桁のコードから作られます。サーバーに保存されるのはそのコードの指紋だけで、コードそのものは保存しません。チケットが保管されるのは最長1時間で、コードは1回しか使えず、使った時点で保存されたコピーは削除されます。
はっきり言うと、8桁は本物の鍵に比べれば小さな数です。そのまま保存するよりも盗まれたコピーはずっと開けにくくなりますが、端末から出ない鍵と同じ約束にはなりません。チケットがアプリに届くと、ほかのものと同じく自分の鍵で暗号化し直されます。取り込みの手順は「ウェブサイトでつくったチケットを取り込むには?」で説明しています。
すべてを消したいときは、タップひとつでサーバーから削除できます。何が消えて何が残るかは「アカウントを削除するとデータはどうなりますか?」で詳しく説明しています。